議会通信 第15号 2011年 新年号
新しい年を健やかにお迎えのことと存じます。さて、私自身皆様から負託を頂いた任期4年の最後の年を迎えます。
「あれもこれも」の政策から「あれかこれか」の政策選択をしなければならない厳しい社会情勢。これまでの集大成と、改めて初心に戻り、残りの議員活動に励んでまいります。今年も皆様福岡市政にお力添えいただくことを心よりお願い申し上げます。
2011年が皆様にとって光り輝く年となるようご祈念申し上げます。
福岡市議会議員
12月定例議会
12月定例議会は、14日から22日まで開催され約264億3000万円余の公共事業や経済雇用対策、中小企業支援、生活保護費の給付増額に伴う増額補正を審議しました。
- 福岡市の経済状況や雇用情勢は依然として厳しく、地域経済の下支えのため、公共事業や中小企業への経営支援など経済雇用対策に143億4000万円の追加
- 生活保護費の給付見込み件数の増加で100億円余の追加
- 公務員給与の人事院勧告に伴う10億6000万円余の減額補正
- 福岡市の各種公共施設の管理運営を委託する「指定管理者」を公募から選定までの経過の報告と決定した指定管理者の同意を求める議案が約30件
※その他報告案件が15件、一般会計補正予算14件、条例の一部改正8件など合わせて67件の議案を賛成多数で可決しました。
水害から街を守る!
樋井川を有する城南区にとって水害対策こそ大きな政策課題です。「市民の生命と財産を守る」近年のゲリラ豪雨等による水害対策に取り組むべく、市民の防災意識も高まり、体制強化に向けた取り組みが一つ一つ整備されています。
別府・田島・鳥飼地区の内水氾濫を大きく改善できる「鳥飼ポンプ場」完成
「もし明日、福岡市議会がなくなったら、市民は困るか?」
現状の市議会では答えは「NO」! と言わざるをえません。
そこで、地域の将来を大いに議論し、施策のかたちで提案し、さらに住民に対する説明責任をしっかり果たすことのできる議会を実現しなければなりません。
役所にとって、市議会とは「審議する」場所ではなく、行政が作った議案を何とか無事に通過するよう「こなすもの」と言わざるをえません。
市議会そのもののあり方を |
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